操作しにくいマイクラPE、コントローラーで解決
ModなどMinecraftの本格的な機能を堪能するにはJava版が必要ですが、とりあえずまず機能に慣れるには、手軽にプレイできて価格も安いPE(Pocket Edition)から始めるのがおすすめです。段階的にMinecraftワールドに慣れることができます。
しかし、初めてMinecraftをプレイする家族にiPadで試してみてもらったところ「ものすごく操作しにくい」との事でした。
私は初めからゲームパッドを使っていたので気づかなかったのですが、やはりiPadでMinecraftを操作すると、戸惑う人もいるようです。
iPadで操作する場合の問題点
ボタンを操作しづらい
iPadは手に持てる重さではないので、スタンドなどに立てて使うのが一般的でしょう。その場合の操作方法は大きく2つです。
最初の方法は、親指中心に操作する方法です。
次の方法は、iPadをタップやスワイプするときの要領で、人差し指中心に操作する方法です。
この2つの姿勢だと、移動(左十字キー)と視点変更(画面をスワイプ)を同時に行うのが難しいです。慣れてくれば不可能ではありませんが、初心者には苦しいところ。
姿勢が固定される
上記のどちらかの操作方法になれたとしても、次の問題は、姿勢が固定されることです。机や膝の上にiPadを移動させても、取れる姿勢は限られます。これで1時間もプレイすれば、体のあちこちが痛くなってきます。
画面のあちこちをタップ&スワイプする必要がある
個人的には、Minecraft PEをiPadで操作するときに最も難しい理由が、プレイ中に画面のあちこちをタップ&スワイプしなければいけないことだと感じました。
移動するには左十字キー、視点変更には画面をスワイプ、掘るときは該当の場所をタップ、設定は画面上部 など、ボタン操作に慣れないうちは、目が回ります。
家族が初めてMinecraftをプレイしているのを横から眺めていたら、押すべき箇所をしょっちゅう間違えて、心が折れていました。
iPhoneで操作する場合の問題点
ずっと手に持っていると手首や肩に負担がかかる
iPhoneなら、iPadと違って手に持って操作することも可能なサイズです。しかし、コントローラーとしての使用を主目的とした形状ではないため、ずっと操作していると、手首や前腕に負担がかかります。
画面が小さいため見づらい
画面が小さく、見づらいことがネックです。Apple TV等と連携してテレビに写すこともできますが、その場合は、テレビに映った大きな画像を見つつ、手元でタップする場所を確認しながらプレイすることになるため、やはり不便です。
コントローラー・ゲームパッドを使用すれば快適
これらの課題を解決するのが、コントローラーを使う方法です。
iPadやiPhoneを直接タップして操作する場合のデメリットを全て解消できます。
- テレビやiPadなど、見やすい画面を使用できる
- 手元を確認しなくても、ボタンの位置が明確
- ワイヤレスなので、姿勢が固定されない
Apple公認のコントローラー
Amazonにはたくさんのゲームコントローラが売っていますが、Appleの公式認証を得たコントローラーは限られます。
このNimbusコントローラーは、MFi認証を取得しています。
SteelSeries Bluetooth接続 Apple製デバイス対応 ワイヤレスゲーミングパッド(ブラック)Nimbus Wireless Controller Black 69070
- 出版社/メーカー: SteelSeries Nimbus
- メディア: Personal Computers
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試しにNimbusより安い他のコントローラーも同時購入して試しましたが、タップやスワイプをボタンに割り当てるタイプだと、他のアプリを利用しなければならなかったり、手間がかかりました。
何より、Minecraftを始めたばかりで、ただでさえボタンの役割も把握しきっていないうちに、ボタンのマッピングを設定するのは無理だと思い、潔くNimbusコントローラーを購入しました。
Minecraftは公式サポートアプリ
Apple公認コントローラーと言えど、すべてのゲームに対応しているわけではありません。対応しているアプリは、Nimbus公式アプリから確認できます。
Minecraftは、安心の公式サポートアプリです。ちなみに、例外的にリストにはありませんが、Fortniteも対応しています(ただしL3/R3ボタンは使用できず、今後も修正予定なしと、Nimbus公式サポートに確認しました)。
ボタンをカスタマイズできる
最初はデフォルトの設定でボタン操作に慣れることが第一歩ですが、どうしても間違えてしまうボタンは、カスタマイズで変更できます。
その場合も、特別なアプリを使う必要はなく、Minecraftアプリの公式設定から変更できます。
充電はMacと同じケーブルで可能
Bluetoothのワイヤレス接続で、充電は有線です。充電にはMacと同じケーブルを使えるので、もともとiPhoneやiPadを持っているなら、新しく何か追加購入する必要はありません。
充電中はプレイができないことだけは注意です。
ON・OFFボタンが付いているので、プレイが終わったら電源をOFFにすれば、無駄な電池消費を防げます。
Macでも使える
これだけ操作性が上がるとは言え、やはり5,000円以上もするコントローラーは購入をためらわれるかもしれません。そこで朗報なのが、Macにも対応している点です。
AndroidやWindowsに対応しているコントローラーは多いものの、iOSとMacに対応しているコントローラーは、とても少数です。
現時点では、実質Nimbus一択と思います。
Macで使えると言うことは、Javaも同じコントローラーでプレイできるということです。
Enjoyableは、十字キーが対応していませんが、それ以外は動くので無難です。
USB Overdriveは、無料で使えるシェアウェアです。有料版との違いは、毎回起動時にライセンス購入を薦められるくらいです。これはMouse Moveの割り当てができず、視点変更ができないので、残念ながら使用は難しいです。
最後に
操作の安定性は折り紙付き。最後に耐久性が気になるところですが、Amazonで購入すれば30日間返品対応です。それまでに自分のiOSやMacでしっかり検証して、問題がないことを確認しましょう。
ようやくコントローラーが手に入っても、始めは操作がおぼつかないかもしれませんが、めげずに1日1時間、1週間もプレイを続けていれば不思議と慣れてくるものです。
最近のゲームは複雑化しているので、たかがゲームとは侮れませんね。成長を実感できます。